8月28日羽越水害

Posted at 08/28 女将の日記 » コメント(12)»

私の誕生日が近づくと必ず話題になる羽越水害、死者104名という大水害でした。私の子供の頃は大人たちの記憶もなまなましく、その大水害の真っ最中に生まれた私は何かと引き合いに出されたものです。
初産だった母は産婆さんに付き添われ自宅の風呂場で出産しました。外は濁流、電気なし、真っ暗な中での陣痛と出産、その時父は濁流に流され何処かの電柱につかまって水が引くのを待っていたとか…。当時の母の不安な気持ちを想像するとウルウルしてしまう私です。
当時の週刊誌が自宅に残っており、自分にそっくりな若かりし母と猿のような私のツーショット写真が掲載されております。「濁流の中で生まれた我が子よ!」のタイトル記事で自分の出生の秘密を知ってしまった私です(笑)。

こうちゃんの可愛い顔を見ながら、自分が誕生した時の奇跡をしみじみと考えてしまいました。
こうちゃん.jpg
こうちゃんは元気です、泣くのは俺の仕事だー!と大きな声で泣いている顔も可愛いですが、せっかくなのでイケメンのお顔を公開いたします。

私の名前「波子」に決まりかけていたとか…。しかし初孫の将来が水害の記憶に覆われることを不憫に思った祖父が大きな期待をかけて命名したのが「よし子」です。期待通り成長したかどうかは謎ですが何卒お見逃しのほどをお願い申し上げますm(__)m

"8月28日羽越水害"へのコメント

コメント » ティンカーベル  2009/08/28 20:17

私、この記事知ってます。驚きました。
週刊誌では無く、ドラマ仕立ての何かで見た気もします。
こうちゃん、御顔が赤ちゃんから男の子がおに成長しましたね。

コメント » うおぬま屋店長  2009/08/28 20:34

こんばんは。
そなんですか!
いづみ屋女将さんの出生の秘密、生と死の尊さを考えさせられます。
>せっかくなのでイケメンのお顔を公開いたします。
イケメンですね~。
ク~、可愛い!!
画像から優しい香りが漂ってくるようです。(^^)

コメント » TWINS  2009/08/28 21:49

こんばんは。

そんな週刊誌ネタになるような生い立ちとはビックリです(◎-◎;)
え〜、つまり、誕生日な訳ですね、オメデトございます\(^O^)/

こうちゃんは、生まれて時からしっかりした顔立ちでしたが、
より凛々しくなってきましたね〜
こりゃ、可愛くてしょうがないわ(*^^)v

コメント » 延本石油の嫁  2009/08/28 23:57

お誕生日おめでとうございます(^^)
凄い日に生まれたのですね!
しかもお父様は流されかけたなんて・・・
お母様、不安でしたね(;;)
私もウルウルしちゃいます。。。

こうちゃん、かなりのイケメンですね~!
将来が楽しみですね(^^)

コメント » 女将  2009/08/29 09:35

ティンカーベルさん、おはようございます。
>知ってます…
ええっ?驚きです。災害時の出産というのは記事になりやすいんでしょうね。
こうちゃんは生後3週間とは思えないほど大人びてます、可愛いです♪

コメント » 女将  2009/08/29 09:40

うおぬま屋店長さん、おはようございます。
出生の秘密、これが宝くじが当たらない原因のような気がします。一生分の幸運は使い果たしているかもしれません(笑)。
こうちゃん、しっかりアイドルになってます。慎三さんもメロメロです。

コメント » 女将  2009/08/29 09:43

TWINSさん、おはようございます。
誕生日は8月29日なのです、28日から陣痛が始まって29日の早朝に生まれたらしいです。その1日のズレが不思議だった幼少時代です。
最近の新生児って成長が早いのかな…と、驚いてます。あっという間に歩きだすかもしれません(笑)。

コメント » 女将  2009/08/29 09:47

延本石油のお嫁さん、おはようございます。
あの日、父が帰ってこなかったら私はここにいないはずで…。延本さんとの出会いもなかったことでしょう。私の人生の幸運に感謝です!
こうちゃんはパパにそっくりです、こうちゃんのパパは「ともちゃん」です。関係ないですが…(笑)。

コメント » オガタ  2009/08/29 10:39

誕生日おめでとう!

お互い印象的な年に生まれたんだったね。うちの父は樽ヶ橋あたりで人命救助して、当時の総理佐藤栄作から表彰されたようで、自宅に表彰状があります。

しかしあんな高いところでも被害があったなんて、奇跡の子と言われるのも分かるなー

コメント » 溶射屋  2009/08/29 12:54

いづみや女将さん

こんにちは!

>私の誕生日が近づくと必ず話題になる羽越水害、死者104名という大水害でした。

そんなに凄い水害があったのですか!!

既に記憶に亡くなっていますが地元では未だに消えない記憶なんでしょうね。

そのような中で生まれ育ったのですか!!

>当時の週刊誌が自宅に残っており、自分にそっくりな若かりし母と猿のような私のツーショット写真が掲載されております。「濁流の中で生まれた我が子よ!」のタイトル記事で自分の出生の秘密を知ってしまった私です(笑)。

当時の週刊誌で報道されたのですね・・・・この記事を読んで元気付けられた人も多かったのではないでしょうか?

コメント » 女将  2009/08/29 18:17

オガタさん、こんばんは。
子供のころから「水害の子」と呼ばれ得したことも数々ありまして…(笑)。
実家の集落は水害後に現在の高台に集団移転したのです。当時は川沿いに家屋が点在していて、一気に流れ込んだ土砂が直撃しました。
改めて考えなおしても奇跡かも??と思います(^^)v

コメント » 女将  2009/08/29 20:00

溶射屋さん、こんばんは。
この羽越水害以降、河川改修が急ピッチで進みました。荒川は100年に1度の水害にも耐えられる設計になっています。
ちょうど3年前、新潟県の中之島地区が被害にあった時は羽越水害並みの降水量だったのですが荒川は何とか持ちこたえました。災害の教訓は生かされていたのです。
荒れ狂う河川だからこそ「荒川」と呼ばれるのでしょう。地域住民が自衛のために築いた堤防跡が今も残っています。

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