その昔、お盆に母の実家へ帰省した際に大好きな祖母が「今年は神楽舞があるよ~!」と嬉しそうに言っていた記憶がよみがえります。神楽舞そのものよりも近所のおばあちゃんたちの笑顔ばかりが思い出されますが…。
最近になって「下中野奉納神楽舞」が新潟県無形文化財に指定されたとのこと、さらに今年は数十年ぶりに奉納神楽舞ということで、次回はいつになるかわからないから…と久しぶりに母の実家へ1号2号を引き連れて行ったのでした。
下中野神楽舞の県無形文化財指定は祖父の悲願でしたが実現しないまま他界、叔父の代になってようやく実現しました。祖父の悲願を果たそうと奔走した叔父、父と子の絆を感じた出来事でした。
8月15日未明の雨で開催が心配されたのですが叔母の「神楽舞の時は不思議と晴れる!」という言葉通り、曇り空が一転して青空に。びっくりでした(@_@)
地区の若い衆に代々受け継がれる神楽舞、人員確保が大変なのはどこも一緒でしょう。
今日のためにどのくらい練習したの?若者よ頑張れ~!!
そして、ひょっとこ登場!彼こそが私(女将)の従弟のマコト君なのです。なんと夫のマコトと同姓同名、漢字まで全部同じなのです。
この「ひょっとこ役」は叔父も演じていました。親子二代で同じ役柄というのも珍しことだそうです。祖父から叔父へ、そして従弟へと受け継がれた神楽舞に感動してしまった私です。
ひょっとこは眠っている獅子を起こしてしましいます。怒った獅子が、ひょっとこを追いかけるのシーンでは笑い声が…。マコト君、なかなか役者やのう~(笑)。
そして神楽舞もクライマックスに、肩車で獅子の背丈が大~きくなりました!
こんなに暑いのに大丈夫?お願い怪我しないで~、とドキドキしながら見入っていました。すっかり夢中な私は1号2号をほったらかし、汗ダラダラで超不機嫌な2人に後ろから睨まれていました(汗)。
そして親戚一同が久々に集合しての昼食会、なんと総勢31名!
あまりの人数の多さにカメラ目線なのは1号のみでした(笑)。朝から飲まず食わずで準備してくれた叔母さんに感謝です。
8月15日の終戦の日、母の実家の仏壇に手を合わせ祖父母の遺影を見つめてきました。懐かしい家の匂いの中で久しぶりの再会に嬉しく楽しい時間を過ごしました。快く送り出してくれたマコトと姉上にも感謝です。
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"下中野奉納神楽舞"へのコメント
コメント » 昆布巻きのうおぬま屋店長 2010/08/17 23:34
こんばんは。
着実に継承されている伝統行事、一度見てみたくなりました。(^^)
>次回はいつになるかわからないから
毎年行なえない事情が、何かあるのですね。
でもそれが、返って魅力的だったりします。
コメント » ふじのおやまのヒデ 2010/08/18 06:05
これは又ビックリですね。これだけ多くの親戚が一同に集まるなんて
そうそうないですよね。しかしこのような写真には一喜一憂があります。
私の親戚も若い頃は集まりましたがもう老齢化が進み、兄弟会も解散
して、もう昔のように集まると言えば、葬式とかに限定されるようになり
ました。本当に老齢化なのだと思います。親戚が変る時…も経験して
1つの時代の終わり告げられた私でした。
コメント » 木仙人 2010/08/18 07:23
おはようございます いづみやさん
こちらにも文化の伝承と称し神楽舞(こちらでは獅子舞と言ってます)が行われて来ました
主に中学生が担い手でしたが、学校統合などで最近は上手く継承できていないようです
こちらはひょっとこではなく猿です
コメント » 溶射屋 2010/08/18 07:53
いづみや女将さん
おはようございます。
この伝統芸能は毎年開催されるのではないのですね?
久しぶりに見る神楽舞は色んな思いが頭をよぎりながらの見学だったんですね!!
それにしても同姓同名とは珍しい(@_@;)
そして31人もの人が入る大広間があることにも(@_@;)です。
最後の写真に映っている仏壇の大きさが凄いのも印象的です(^_^;)
コメント » たぬちゃん 2010/08/18 10:47
無形文化財指定されたのですね。
練習に励みがでますね。こういうものは 若者に
受け継いでいかないと 忘れられてしまいます。
おやこ3代にわたって・・・・素晴らしい!
同姓って?いずみや女将さんの 旧姓って 今の名字と違うでしょう?
なぜ?同姓なの???
仏壇大きいわね~~(@@)
コメント » TWINS 2010/08/18 11:22
おはようございます。
これは見応えのある御神楽。
無形文化財指定もうなづけます!
今はユルキャラたちに、
熱中症警報が出ているようです。
この御神楽もさぞや暑かったでしょうね(^^;
しかし、『マコト』さんに
縁があるんですね〜(*^_^*)
コメント » 女将 2010/08/18 21:46
昆布巻きのうおぬま屋店長さん、こんばんは。
実は神楽舞が始まるまでの前置きが長くて長くて…。ちっとも面白くないと2号が怒ること怒ること、最後に尻尾のついた獅子が登場してようやく機嫌が直りました(笑)。子供の頃の私も肝心の神楽より、観客席に投げ込まれるお菓子の記憶のほうが鮮明です。彼らの記憶はどうなっていくのか、これからの楽しみができました。
コメント » 女将 2010/08/18 21:49
ふじのおやまのヒデさん、こんばんは。
祖父母がなくなってからお盆に集まる従弟たちの数も減ってきて、それぞれが新しい家庭を持ったりで全員集合はご無沙汰でした。今回、叔父の掛け声で集合したのですが「俺も還暦だから、これが最後だな…」と言っていました。チビッ子だけで11人、てんやわんやでした(笑)。
コメント » 女将 2010/08/18 21:52
木仙人さん、こんばんは。
ひょっとこではなくて猿ですか~、見てみたいです。当地では「獅子踊り」と呼ばれるものが継承されています、総領息子のみ参加資格ありの厳しい条件も最近は緩和され、お囃子は女の子でもOKになりました。やはりいろいろ大変そうですが、これからも頑張ってほしいと思います!
コメント » 女将 2010/08/18 21:55
溶射屋さん、こんばんは。
ちなみに前回の神楽舞は叔父が現役バリバリの頃、従弟のマコト君がヨチヨチ歩きの頃だったと聞いています。たぶん私も見ていたのでしょうが記憶が…(汗)。
母の実家の客間の広さと仏壇の大きさは子供心にも驚きでした、叔父夫婦の結婚式も自宅ででした。今取り仕切っている叔母はさぞかし大変なことと思います、私なら掃除だけでギブアップです~!!
コメント » 女将 2010/08/18 21:59
たぬちゃん先生、こんばんは。
私の実家の母の旧姓が「伊藤」なのです、そして私は坂町の伊藤さんへ嫁ぎました。たまたま夫は「マコト」で、それが夫の両親への印象をかなり良くしたと思われます(笑)。
大きな仏壇も良し悪しで、修繕した時に祖母が暗~い顔をしていたのを思い出します。すんごい費用がかかったんでしょうね~(-_-)/~~~
コメント » 女将 2010/08/18 22:04
TWINSさん、こんばんは。
前夜祭での獅子の背が伸びる時、ヨロヨロ~とした場面もあったらしいです。昔は体育会系の男子を下にして身軽な男子を上に、という風にしていたのですが人材難で選好み不可なようです。今年の猛暑と湿気でだれか倒れるのでは?とヒヤヒヤしました。1号2号はかろうじて熱中症は大丈夫だったみたいです、見学後にジュースがぶ飲みでした(笑)。
コメント » ヴィレッジ 2010/08/19 18:44
いづみや女将さん こんばんは
獅子舞、凄いですね~
下も上も息が合わないと大変なことになりますね。
ひょっとこもイイ雰囲気です。
まじかで見てみたいな~♪
コメント » 女将 2010/08/19 20:46
ヴィレッジさん、こんばんは。
神楽舞の日は暑かった~!次回は涼しい季節にお願いしたいです(笑)。子供たちは退屈していましたが、私は面白くて!そいうふうに感じる年齢になったということですね、しみじみ…。
従弟のマコト君は赤い衣装がよく似合っていて、良い男っぷりでした!身内びいきでごめんなさいm(__)m